ERPの短期導入(3)

 2017.12.12  宮下

これまでに述べてきました短期導入が実現できるための条件を整理すると以下の通りです。
① ERP標準機能(ERP導入ベンダーのテンプレート機能)ベースで導入し、アドオン開発は(極力)行わない強い意志がある
② システム機能要件が詳細に決められていない
③ ERP機能検証に実務に精通したメンバーが参加して業務の漏れなく検証する
④ ERP導入ベンダーも実績を積んだERPコンサルタントをアサインして業務の漏れが発生しないように細心の注意を払う
実は、さらに次のような条件を追加したいと考えています。
⑤ 対象業務の範囲が大き過ぎない(全ての業務をいっぺんに導入しない)
全ての業務領域を対象とするとプロジェクト体制としても大きくなり、業務間での調整も多くなり時間が取られてしまいます。また、ERP導入ベンダー側としても実績を積んだERPコンサルタントを多数アサインすることは難しいものです。

したがって、できることなら業務を限定して段階的に導入していく方式が望ましいといえます。たとえば、まずは会計管理、次に販売管理・購買管理・在庫管理、最後に生産管理などのように段階的な導入にするということです。

このような業務別の段階導入では業務間のI/Fが必要になるなどのデメリットはありますが、規模の小さなプロジェクトになりますのでリスクも小さく、成功しやすくなります。無駄なI/Fは必要となりますが、結果的に期間を短く・安く・品質良く導入ができます。 ERP導入をご計画の際には、これまで述べて参りました短期導入も一つの選択肢としてご検討いただければと思います。

 

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