ERP導入の社内稟議(1)

 2017.12.19  宮下

ERP導入を計画していても役員に上申をして承認を得るまでに苦労をしたり、なかなか上申に踏み切れずに躊躇したりと、どのように役員の承認を得れば良いか悩んでいる企業は多いようです。
上申をしてスムーズに承認が得られるためにはどのような点に留意すれば良いかを整理してみたいと思います。

まずは、目的を明確にしなければなりません。
役員の方に承認されるためには、サーバーや現行利用パッケージの保守切れなどを目的に上げても駄目でしょう。効果が期待できる目的を上げる必要があります。
在庫精度を向上する、顧客へのリードタイムを短縮する、ビジネスの実態を正確に把握できるようにする、などのビジネス面での効果が期待できる事項を目的にしなければなりません。これらも目的としては重要ですが、なかなか効果を数値化することが難しいものです。

効果を数値化しやすい目的としては、「業務効率化」が一般的に良く採用されます。システム利用ユーザーの業務削減時間がどれくらいになるかについて、なんらかの試算が可能になるからです。
業務効率化を目的として効果を上げるには、現状通りの業務のやり方の踏襲では実現できませんので、おのずと業務の見直し・改善や複数部署での業務方式の標準化などを進めることが必要になります。

したがって、この場合はプロジェクトの方針に業務の見直し・改善や標準化・共通化などが加わることになります。
そのほか、システムの運用コストを低減するということも効果を算定しやすい目的となります。
いずれにしても、役員の了承が得られるような目的を設定していくことが上申には必須となります。

 

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