クラウド時代のERP導入

 2017.11.07  宮下

パブリッククラウド上のSaaS型のERPの利用が進展して来ると、ERPによる基幹システムの構築の仕方は どのように変わっていくのでしょうか?将来の姿を想像してみましょう。

1つの方向として、SaaS型のERPがSaaS型の業務パッケージに近づくことが考えられないでしょうか?
業務パッケージとERPの違いは業務範囲とパラメータによる企業ごとの特性への適合性に大きな違いがありますが、
私が述べたいのは、システムを構築するというよりは業務パッケージのようにそのまま使うというような形態に近づくのではないかと思うのです。

もっとも、ERPですので若干のパラメータ設定やマスタの設定は必須ですので、それらの設定作業は最低限必要にはなりますが、要件定義を行い要件に対するERP機能のFit&Gapを行い、Gapについてはアドオン開発を行い、それらを合わせてテストを進めるというシステム構築方法は崩れていくのではないでしょうか。
ERPベンダー各社はERPの標準機能にアドオン機能を追加したテンプレートを提供しており、それらをほぼそのまま使うというようになっていくのではと思われます。

ユーザー企業の業態に最も適合するテンプレートを選択して、それにマスタを設定して業務機能はすぐに利用でき、 他システムとのインタフェースや顧客向け帳票のみを追加で開発(テンプレート機能を若干修正して開発)して仕上げるというようになるのでしょう。
従来のERP導入方法と比べて格段に導入期間が短縮され、低価格で導入が完了できます。 このようなERPの導入・活用方法が普及していけば、日本も米国同様に生産性が向上していくのではないかと考えています。

 

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